それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】4(庄司卓著)を購入
旧6巻「時計仕掛けのラビリンス 」と旧opt2「寂しがりやのブロッサム」、及び書き下ろしの「WAVE UNKNOWN:3 【試着版】」が収録されている。
本編とoptが混ざっているのは、ちょうど文化祭あたりでの時系列順のようです。
「時計仕掛けのラビリンス 」は「合わせ鏡のラビリンス」の続き、「エッグ1」の異常事態に、『司書』や『テミスのヨーコ』、オールドタイマーの『黄金の船』が登場し、物語の転換点ともなるお話。『ブラスター』のセキュリティロックも明らかになって、なかなかはらはらとする展開です。
「寂しがりやのブロッサム」は人工知能要塞のお話…まあ、あれを人工知能と呼んでいいのかは不明だが…、25世紀の最先端技術も、30世紀の戦艦相手には勝てませんというお話
「WAVE UNKNOWN:3 【試着版】」は本編関係なく、戦闘もない話、微妙にボリュームはないし、盛り上がりがないなぁ。
あらためて読むと、あちらこちらに微妙に古いネタがあるのも面白いねぇ。「キング・オブ・ファイターズ’95」や「サムライ・スピリッツ」はまあ、なんとか、わかるだろうけど、「21CX」とか「98DX」とか「SR-88mkII」とかわかる人にはわかるようなネタだったりして…。