「ダークエルフ物語 暗黒の包囲」(R.A.サルバトーレ著)が発売されました。
ドリッズト・ドゥアーデンの物語も9作目、今回はミスリルホールの軍とメンゾベランザンのダークエルフ軍団との対決
くわえて、フォーゴットン・レルム上最悪の出来事「タイム オブ トラブル」が発生した時期が重なり、魔法が混乱、グエンワイバーなんて危うく…。
それにしても、シャドウ・デールやウォーター・ディープなんか、大騒動だったのに、ミスリルホールあたりはあんまり混乱していませんねぇ。闘争の神ベイン、冥界の神ミアクル、殺戮の神バール、魔法の神ミストラが死んでいたりするのに全く関係なし。ルロスは出てきたけど、ミスリルホール攻略なんてどうでもよかったみたいだし。
悪は悪故に崩壊するというべきか、無事ミスリルホール防衛完了、メンゾベランザン第一王家のベンレがあんなことになってしまったからには、しばらくはドロウの動向を気にしなくてすみそうです。
そして、キャッティブリーとドリッズトで旅に出ることに…何となくまさかの展開。アラストリールとのロマンスはおいておいて、キャッティブリーとフラグを立てるとはドリッズト怖るべし。
まだ、今巻の伏線であるエルトゥの動向が残っているので次巻も期待です。