「自叙伝 ジェームズ・T・カーク」を読み終わった

「自叙伝 ジェームズ・T・カーク」を読み終わった
なんというか、ピカードの自叙伝と比べると、カークの記述はやたらと後悔が多い感じの書き方だ。テレビ/映画では勢いでトラブルを解決していたような面もあったけど、内心ではこういう感じだったんだというのが面白い。まあ、映画11作目からのケルヴィン・タイムラインの話が混ざらなかったのでこうなったのだろう。とても良いことだ。
序文がマッコイで、あとがきがスポックというのも凝っていて良いね。
自叙伝という形なので、映画VIIの直前までの話しか載っていない。まあ、そうだよねぇ、エンタープライズBの事故の話を自叙伝として記載する時間はどう考えてもないからね。
そして、ウィリアム・シャトナーの小説はやはり正史としては含まれなかったか。ついでに言うと、映画Vが正史に含まない形で記載されているのがなかなか笑えた。
次は、スポックとキャサリン・ジェインウェイの自叙伝が予定されているということなので、楽しみに待っていよう。次も日本語に翻訳されますように!
自叙伝 ジェームズ・T・カーク - グッドマン,デイヴィッド・A., Kirk,James T., Goodman,David A., カーク,ジェームズ・T., 真庭, 有澤
自叙伝 ジェームズ・T・カーク – グッドマン,デイヴィッド・A., Kirk,James T., Goodman,David A., カーク,ジェームズ・T., 真庭, 有澤