4月 29, 2023

GW初日は映画を観に行ってきた。まずはD&Dだ

急に映画が観たくなって、TOHO日比谷&シャンテに行ってきた。

まずは8:20開幕のダンジョンズ&ドラゴンズ(以下D&D)だ。以前にもD&Dは映画化されていたけど、だいぶ微妙だったので、今回もあまり期待せずに行ってみたところ、これが意外と面白かった。

まずは、クリス・パイン演じるシーフが主人公で、投獄されているところから始まり、脱獄して娘のところへ向かうこととなる。その際に風景から地図に変わるような絵が出てくるのだが、そこに「IceWInd Dale」と書かれていて、もしやこれはと観ていたら。「バルダーズゲート」だの「ソードコースト」だの聞き慣れた都市名が・・・、舞台はフォーゴットン・レルムだったのか。前情報を全く調べずに観に行ったから、ちょっと驚きながらも嬉しかったりして。ただ、「エルミンスターの末裔」みたいな話があったので、よく小説とかで書かれている時代よりだいぶ後のかもしれない。

D&Dとついているので、内容もちょっとゲームっぽいかな。仲間というかパーティは、シーフ、戦士、魔法使い、ドルイドの4人パーティで、まあ、バランスが取れているかな。途中だけ、参加したパラディンが、なんというか、NPCっぽい感じだったのもゲームらしさなのだろうか。

ファンタジー映画としてもそこそこ楽しめるかな。問題は、この映画パンフレットないらしく・・・そこだけは残念。設定とか読みたいところなのだがなぁ。

次はWinnyだ

さて、次に11:10開幕のWinny

内容はWinnyにまつわる裁判のドキュメンタリー的な映画だったりする。内容的には警察って信用ならんなぁというイメージの映画かな。金子さんが人が良すぎて、警察にいいようにされるというところが何とももどかしい。

映画として、気になったのは、尺の問題なのか、それとも、エピソードとしての起伏の問題なのか、1審の有罪を受けたところでメインストーリーが終わってしまうんですよね。で、その後が7年後の金子氏のお葬式で・・・。最高裁で無罪を勝ち取ったところがないんですよ。どうやって、判決を覆していったかが観たかったところだが・・・。

それと愛媛県警の裏金問題の話もそこそこ入っていて、まあ、関連あると言えばあるのだけど、本筋と関係ないし、告発した人の家に石投げ込まれたり、電話で脅迫されたりみたいなところからのその後の話がなくて、なんか、とてもモヤモヤとします・・・

エンドロール後に、実際に金子氏が無罪獲得後にインタビューを受けた本物の映像が流れたのは泣けました。本当に惜しい人が亡くなったんだなと・・・