「なれる! SE7 目からうろこの?客先常駐術」があまりにもブラックすぎる

あまりにもブラックすぎて背筋が凍るわ~。ライトノベルで出していいのか、これ?
今回は客先常駐話、物語半ばまでの常駐先でまず環境作りに四苦八苦とかは「あるある」という感じなのだが、チームリーダーの大濠があまりにも大雑把すぎる癖に、失態を人に押し付けたり、無理難題を押し付けたり、あげくに時間超過分を承認しないとか、さすがにアウトな人材だ。ここまで酷いのは現実いない…とは思うけど…いてもおかしくない気がする…深く考えるのはよそう…
それにしても、「技術者としての問題解決」が少なくなって、いわゆる「交渉での政治的問題解決」パターンが多くなってきていて、ちょっと物足りない気がしてきています。交渉術のレベルアップ+各巻でヒロイン的立場の女性が増えて来て、本編でも言われていたように「結婚詐欺師」が似合いそうな主人公に…。
最後はこのシリーズ初の「引き」の終わり。誰かの恨みなのか?それとも、単純に商売敵なのか?次の巻が待ち遠しい。

なれる! SE7 目からうろこの?客先常駐術 (電撃文庫 な 12-12)
アスキー・メディアワークス
2012-08-10
夏海公司

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