2001夜物語

2001夜物語(星野 之宣著)を読み終わりました。
なかなか面白いですな。架空の宇宙開発史って感じで。世界的には人間タイプの知的宇宙人がいない話。その分、戦闘的な話はなく、宇宙に版図を広げる感じが楽しいですな。特に冷凍卵子と冷凍精子での移民の話と、実は移民先の惑星はその後の宇宙開発でテラフォーミングされた世界だったというのはなかなかいいおちです。
もう一種類借りていたのは「メガクロス」、こちらはばりばりのスペースオペラですな。プログラムがおかしくなった機械による生物抹殺みたいな古典的なネタから、宇宙船の発掘まで、今読むとちょっと古めな感じ。小説で読むぶんには古典的なSFを読むのはよいが、漫画だとなんとなく気恥ずかしく感じるのはなんででしょう?