秋田禎信BOXの「魔術士オーフェンはぐれ旅」を読み終わった

秋田禎信BOXの「魔術士オーフェンはぐれ旅」を読み終わった。なかなか面白かった。
昔のシリーズの「はぐれ旅」と「無謀編」のキャラクタが同じ小説にでているのは違和感が大きいですよねぇ。まさか、コンスタンスが結婚しているとは…、かといって、依然とほぼ同じキャラクタなところが笑えます。微妙に最高なのは、キース・ロイヤルのその後ですな。転覆窒息丸だし、とにかく赤かったり…。
それにしても、完結した小説のその後というのは、めでたしめでたしで終わったとしても、人生にはまだ続きがあると悲しい事実を描いてくれます。主人公は、ある意味「世界の危機を救う」ことをしたわけですが、王権反逆罪で史上最大の犯罪者として追われる身になったり、新大陸へ移民して実力者になったはいいが、魔王とよばれていたり、秘密でまだまだ世界的災害と戦っていたりと、やたらと波乱万丈らしい。
まだ、設定上、色々と解き明かされていない秘密とか、やたらとありそう。ヴァンパイアとか、神人とか、スウェーデンボリーとか…、続きを読みたいような気がするが、やたらと暗くなりそう。

秋田禎信BOX
ティー・オーエンタテインメント
2009-12-22
秋田禎信
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