劇場版「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」を観てきた。なかなか良かった。
ゲームの一周目を元にしたTVアニメは、主人公「士郎」とサーヴァント「セイバー」の恋物語だったわけでしたが、今回の劇場版は二周目を元にして、全てを救う理想を抱いた主人公「士郎」と理想の果ての苦悩を抱えるサーヴァント「アーチャー」の戦い、大変に盛り上がります。そしてヒロイン「遠坂凛」とサーヴァント「アーチャー」の恋物語で物語は締めくくられます。なかなかよき余韻です。
残念なのは士郎に凛の魔術パスをつなぐシーン。コンシューマ版準拠でなく、PC版準拠だったらよかったのに…PG15指定くらいで…。
全体としてはよかったのですが、元々のゲームでだいたい10時間以上はかかる作品を100分に収めたわけで、かなり、唐突な場面展開が多かったというのは減点かも。登場人物も多いのにあまり説明はないし、観るべき視点というか誰が物語の焦点なのかわかりにくかったり、初めて観た人にはわけわからんだろうなぁ。これから見に行く人は、まずは劇場でパンフレットを購入して、専門用語くらいは目を通しておいた方がよいかも。
そういえば、「涼宮ハルヒの消失」の公開初日だったんですよね。売店にすごい行列が出来ていて、映画の前にパンフレットが買えませんでした。まあ、帰りに購入できたのでよいのですが…。席の埋まり具合も7,8割くらいで混雑もなく、また来週に観に行こうかな。