「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」を観てきた

「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」の公開初日、会社帰りに品川の映画館で観てきた
品川プリンスシネマのスクリーン4はなんかとてもゆったりとしたシートかつ足を伸ばしても前の席にぶつからないくらい広いスペースでかなりくつろげた…。
映画ですが…、まあ、面白かったけど、なんというか…「機動警察パトレイバー2 the Movie」の劣化版?という感じなんですよねぇ…。
元々、第3代特車2課第二小隊って「無能の三代目」呼ばわりな上に、各キャラクターが初代と名前やキャラクターかぶりまくりなので、どうしても比較せざるを得なくなり…、それにストーリーが焼き直しなもので、本当に劣化版にしかみえないんですよ…。そのうえ、DVD/BD版の全7巻であまりキャラクターの掘り下げみたいなこともなかったので、映画の中でも各キャラクターの立ち位置というか性格が曖昧でどうにもすっきりしない。
そもそも、今回の事件の犯人の動機もなんだかよくわからん。「機動警察パトレイバー2 the Movie」の柘植の動機も分かりにくかったけど、その主張だけは強烈だったのに、今回はそんなこともない。だいたいあのパイロットはなんだったんだ?というくらい話が見えてこない。さらに「状況」もだいぶ縮小された感じで全く緊迫感がない。
う~ん、結局「機動警察パトレイバー2 the Movie」がよすぎて、実写+CGでは表現が追いつかず、シナリオもおざなりな感じになってしまったような…。
イメージ的には
「スタートレックII カーンの逆襲」←→「スタートレック イントゥ・ダークネス」
と似たような関連性で
「機動警察パトレイバー2 the Movie」←→「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」
という位置付けな感じです。