一年ぶりくらいの続刊ですな。
今回は基地を壊滅された西太平洋戦隊の反撃開始、かつ、相良宗介の復活といったところのお話。主役メカとしてレーバテインが登場し、物語もかなり佳境になってきてのではないでしょうか。
それにしても、主役が圧倒的火力な機体に乗るのはお約束とはいえ、卑怯なんではないかなとか思わなくも無い。前の巻みたいに、ちょっと整備の状態はいいけど、一世代前の機体を使って辛くも勝利ってほうが格好いいように感じるんですよ。
それとレーバテインに搭載された人工知能アルのしゃべり方が、なんというか、ナイトライダーのKITTを彷彿とさせて…台詞はあの声で読んでしまいますね。
いつもより、本の厚さが増しているものの、面白いのであっという間に読みおわり。続きは書き下ろしで2007年度上半期中に出したいとのことなので、大変楽しみである。