6月 8, 2007

月に繭 地には果実

月に繭 地には果実(福井晴敏著)を読み終わった
昔見た「∀ガンダム」と結末がかなり違っていました。ディアナは死亡してしまうし、ターンXはあっけなく負けてしまうし、地球は核戦争のような状況になるし…。
なかなか面白いと思ったのは、「∀ガンダム」の再生力。コアファイターが残っていれば、ナノマシンが周りの材料から機体を再生してしまうらしい。何千年も前のモビルスーツが新品同様に動く秘密がここにあったわけですな。
ロランとソシエがニュータイプとして覚醒する場面で聞こえる「ラ、ラ…」という女性の声は、ララァなんだろうなぁやっぱり。
黒歴史の映像をロランたちに見せるシーンでは、ギレンやハマーン、シャアの演説が再生されていたりと昔のシリーズとのつながりをきっちりと示している部分も良かった。
さて、角川スニーカーの「∀ガンダム」はまた違っているようで、そちらも読んでみようかな。