1月 10, 2010

まほろまてぃっく

まほろまてぃっくのBD-BOXが安かったので買って、観賞してみた。
あらすじは
「稼働日数が残り37日となった戦闘用アンドロイドのまほろは武装を解除することで余命398日まで延長可能。戦闘の任を解かれ、残りの時間を自由に使えることになったまほろは、父母を亡くして一人暮らしをしている中学生美里優の家へお手伝いさんとして住み込みで働くことになった。かつて戦った異星人のアンドロイドや、別の組織から狙われたりしながらも頑張って働くのでした。」
観ていて確かに面白かった。気を抜くゆるいシーンとシリアスなシーンがうまく合わさって中だるみなく、最後まで見ることが出来ます。各話の最後で「まほろさんがその機能を停止するまで、残り○○○日」と締めるのも、最後に向かって、はらはらというか、どうするのだろうかという期待をかき立てられます。
…そこまで、期待をかき立てられたところが、最終話1話前で、まほろさんが敵のサイボーグを巻き込んで自爆。いくら、美里優を守るためとはいえ、その前の話で「死にたくない」とまで言わせているのに、あまりにもあっけない。そして最終話、いきなり20年後で美里優はやたらとやさぐれて…、しかも、実はまほろさんは異星人の意識の一部(?)みたいで、20年後に再生し再開を果たす…と、微妙に「なんだこりゃ?」と思わせるような展開、この投げっぷりは…さすがガイナックス作成…、途中まで面白かったのにもったいない…。
どうも原作コミックが完結する前に、アニメの方が完結したらしく、最後の展開が異なるらしい。ということで、原作コミック版も読んでみた。まあ、大筋は似たようなものだが、原作の方が終わり方としては綺麗でした。
最後の締めに失敗した作品でしたなぁ…、途中までよくても締めを失敗したら駄目ですわ、大変残念。

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