劇場公開まで我慢できなくて「傷物語」を読んでしまった

結局「2012年劇場公開」がされなかったのに、「猫物語(黒)」が先に放映されてしまい、続けて「化物語セカンドシーズン」の2013年アニメ化が発表されるにあたり、もう劇場版を待っていられず「傷物語」小説を読んでしまいました。
面白くて一挙に読み終わり…。
正義というのは見方一つで変わる物だなぁというか、作者にうまいこと騙された感じだったりする。この感覚が本当に面白い。そういえば、「化物語」のアニメ1話目冒頭で「傷物語」ダイジェストがあったけど、あれがこういう話になるのかぁ。
それにしても、この話での羽川翼が大変エロい…。特に体育倉庫は…なんというか…アニメ化されるのが待ち遠しい…。
「化物語」の「つばさキャット」も見直したのだけど、こちらのダイジェストはちょっと話が変わっていますね。そして面白いところを再発見、「猫物語(黒)」で
羽川「黙っていてくれたら、私、なんでもするから」
というところ、「化物語」では羽川の台詞に阿良々木が渋々ながら約束していた回想だったのに
阿良々木「え!?マジで!?羽川が何でもしてくれるの!?やったあ!」
羽川「あ、あれ?そんなリアクションなの?ここってそういうシーンなの?阿良々木くんが私の真摯さに心を打たれて、渋々ながらも沈黙を約束してくれるシーンじゃないの?」
って、話の展開的な面白さに加えて、実は羽川がメタフィクション的な突っ込みをしているという二重のオチがあったんですね。

傷物語 (講談社BOX)
講談社
西尾 維新

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