「STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ」が届いた、読み終わった

「STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ」を読み終わった。「STEINS;GATE」のβ世界線で紅莉栖を助けられなかった後の物語です。
「中鉢論文」が紅莉栖の書いたものではないかと気がつくあたりはよく出来ているなと感じた。そういえば、β世界線の未来の岡部から、教えてもらったから本編に出て来た事実だから、未来の岡部がまだいないβ世界線の岡部には初めて気がつく事実なのだと。
また、「中鉢論文」をめぐっての争いは第三次世界大戦へのきっかけになるというところが、「ロシア」と「SERN」の部隊が出てくることでひしひしと感じられるようになっています。
話が地味に進んでいるものの、結末はどこに行き着くのだろうと、次の巻が楽しみです。