映画「ローマの休日」の著作権保護期間満了と裁判所が裁決したもよう。
なんのことだろうと読んでみると、2004年1月1日施行の改正著作権法で保護期間がこれまでの50年から70年になったものの、2003年にちょうど50年を迎えた映画は期限切れになったという話をパラマウントが
「2003年12月31日午後12時は2004年1月1日午前0時であり、1953年公開の映画は2004年1月1日午前0時の段階で著作権が切れておらず、この改正著作権法が適用される」
と主張したとのお話らしい。
まあ、裁判所が認めなかったので、構わんのだが、面白いところは午後12時という時間があるという主張だろう。まあ、確かに、日常的にはこのように話すこともあるが…
コンピュータを使っていると、基本的に24時ってかけないんですよね。Oracleの日付型も23時59分59秒までしか入れられませんし。
まあ、その割には夜間バッチとかは平気で「今日の26時の処理だけど」とか言っちゃうんですよね。
これは午前2時の段階で前日のデータを当日分として処理しないといけないことが多いからですが。
もし、この主張が認められていたら、締め切りが7月12日までってお仕事も
「7月12日の午後12時は7月13日の午前0時であり13日中に仕事が終われば問題がない」
と言えてしまうかも…言えないか…