「傾物語第ニ巻/まよいキョンシー(下)」が届いた
前巻で過去へタイムトラベルして、八九寺真宵を交通事故から助けた後、現代に戻ってきたら世界が終わっていたというところで、この巻に続いています。
なんで妖怪譚でSFタイムパラドックスな感じなのかと思いながらも面白いからいいかと。それにしても、交通事故にあわずに怪異にならなかった「八九寺真宵」はたくましくいい女に育っていますねぇ。とはいえ、サブタイトルは「まよい」なのにどちらかといえば、「忍」がメインのお話だったりするのが不思議。まあ「八九寺真宵」はキーマンではあるのだけどヒロインではないと言った感じか。
この辺りは鬼物語で「忍」がヒロインかと思いきや、「八九寺真宵」がヒロインというところでバランスが取れているんでしょうか。