ということで、「レディプレイヤー1」を観てきました。
時は2045年、VRワールド「オアシス」は大人気。その理由は、開発者が「オアシス」に隠した遺産。秘密を解いた人間には、「オアシス」の全権利と会社の株式が送られるという設定。
まあ、シンプルにゲームを解いて、謎に迫る過程で、オアシスを牛耳ろうとするライバル会社や、謎の女性アルテミスが出てきてというお話だ。
注目すべきは、色々なポップカルチャー?ギークなもの?、まあ、オタク趣味というやつかな?
ガンダムとメカゴジラが戦うなんて、他では観られない、ついでに、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン+ナイト2000みたいな車とアキラの金田が乗っていたバイクのレースとか、レースの障害物として、ジェラシックパークのTレックスや、ドンキーコングとか、もう忙しないくらいの情報量で一度見ただけではわからん。
ひとまず、開発者の葬式のビデオで、光子魚雷の棺桶と、献花が惑星連邦マークだったり、あるシーンの窓際に何気なくバトラフが置いてあったりしたのは目についた。
パンフレットには、いろいろなネタの解説が載っていたが、さすがに載せきれないようだ。
パンフレットによると原作小説「ゲームウォーズ」はだいぶ、映画と違うらしく、レオパルドンが出てくるとか。映画ではほとんど知られていないので出さなかったらしい。う~ん、東映版スパイダーマンはアメリカに逆輸入されなかったか。まあ、日本でも、DVD化されたのがほぼ奇跡状態だったしな。
さて、この映画の問題は、2045年が舞台なのに、ギークなカルチャーがほぼ20世紀のものばかりって、微妙ではないか。まあ、私の世代だと、ツボなのだが。アタリのゲーム機を遊んでいた世代って、2045年だと70歳くらいになってておかしくないぞ。
それと、VRワールドでアクションをするのに、現実世界でも体を動かす必要がある設定はなぁ。街中でゴーグルつけて、バーチャル世界で戦闘している人たちがいたけど、リアルの方が危ないし、疲れるし、動きに制限ができてしまうではないか。その点では、SAOに出てくるような脳から体に流れる信号を横取りする装置みたいな方がありがたいね。
最終的に、この映画はあらすじとしてみるとありきたりだが、面白い。というか、ネタ探しでなんども繰り返し見たくなる感じだ。まあ、映画だと巻き戻しとか、止めるとかできないので、2回目以降はBDでも買った方が良さそうだ。