福島の原発の事故のせいか、最近、想定外のことが起きたらどうするか考えることが大切だと言い出す人が多くいる。
しかし、想定外のことを考えて想定した段階で、想定外ではなくなるという矛盾なのではないかと思う。
5mの津波を想定していたところに10mの津波が来ました、今度の事故を機会に、では10mの津波を想定すればいいのか?15mでも足りないかも知れない。
では、原子力発電所の防波堤が役に立たなかった想定をしてみよう。海際に作るのがダメなのだとしたら、もっと内陸に作ればいいのか?直下型の地震が起きた時に、冷却水が入手できないと困るから川際か?でも洪水に襲われたら困る、湖近くなら?湖だって渇水の時がある…
例えば、どこに作ったとしても、隕石が落ちてくる可能性だってあるわけだ。何万年に1度の確率かも知れない。今回の地震だって1000年に1度の大地震だ、何万年に1度だって明日起きるかも知れない。
…ということで、「想定外のことを想定しろ」とか「想定外のことを何故想定していなかったのだ!」と無闇に責任を取るように迫ったりするのは意味のないことだと感じるわけなのです。そんなことよりも大切なことがあるだろうと。
そして、「想定外のことが起きたらどうするか考えること」よりも、「今、目の前で起きている現実を考えること」の方がよほどいいのではないだろうか?
3月 2011
俺の妹がこんなに可愛いわけがない第13話が公開中
俺の妹がこんなに可愛いわけがないの黒猫ルート(?)第13話が公開されている。(ニコニコ)
テレビシリーズの最終回と異なり、原作と同じ選択肢で最終回から続いているわけですが、今回は初登場の赤城瀬菜がやはり原作通りに恐ろしく面白い…まあ、映像になると小説より勢いがなくなった感じがするのが不思議なところですが…。
残念なのはやはり画質だな…Blu-ray版が待ち遠しい
最近世の中が暗い
単純に節電しているだけなんだけど…、昼間はできるだけ電気をつけず仕事をして、夜帰ると道が歩きにくいくらい暗い
今まで、夜でも、歩くのに困らないくらい光があったのだなぁと思うと、本当にどれだけ無駄に電気を消費していたのだろうと思う。
ところで、いまだに被災地は酷い状況ではあるが、テレビなどの報道も若干抑え気味になってきた。あまりにも酷い場面を何度も何度もしつこいくらいに流されると、一緒に被災してしまったような心理になってしまうことがあるらしい。とはいえ、テレビを観ているとつい震災の話題ばかり観てしまうんですよねぇ。
やっと、「けいおん!!BD9巻」が到着した
「けいおん!!」もこれで最終巻、テレビ放映済番外編2話とテレビ未放映番外編1話が収録されています。
何回観ても、面白いし、よくできているなぁと思ってしまう。よくよく考えてみると単なる高校生の日常が流れているだけなのに、なんでこうも心地いいのでしょう?
さて、次は12月に公開予定の映画版ですな。どんな作品になるのやら。
今回は震災の影響(?)で配送されるまで10日かかった、アマゾンもなんとか通常業務に戻ってきたのかな?
ダークエルフ物語 夜明けへの道を読了
かなり楽しめました「ダークエルフ物語 夜明けへの道」
まあ、ご都合主義と言えば、ご都合主義的な展開ではありますが、海の冒険が魔法で湖に転移したり、高位な僧侶であるカダリーに簡単に会えたり…まあ、これは「宿命の霧」という、かなりご都合主義的に事件を俯瞰する呪文が使われていたせいでありますが…、バロルのエルトゥはうまくクレンシニボンを手に入れたり、実はアビスで囚われていたのはザクネイフィンではなく、懐かしき仲間だったりと、やりたい放題ですね。
この巻は「ドロウの遺産」シリーズの最終巻ですが、このシリーズでドリッズドの大体の敵は片がついたようです。暗殺者のエントレリ、実の母である慈母マリス、メンゾベランザン第一王家の慈母ベンレ、アビスのエルトゥなどなど、そして、ドリッズドは最後に「自分の故郷」を得ることになり、本当に大団円です。
次は「Paths of Darkness」シリーズかな、でもあまり面白くないとの噂が…
O'Reillyの半額セールでPDFを購入してみた
PDFのURLのご案内まで113時間とか出ているのですが…だいたい5日後でしょうか…
注文多数なのはよいことだろうが、これはどうなんでしょうねぇ。まあ、急いで欲しいものではなかったので気長に待つしかないのかな。
ところで実際に会計してみて、びっくりしたのは、元々PDF版は紙の書籍の8割価格だったのだが、今回の半額セールはそこからさらに半額でした。つまり実質6割引、うれしい誤算ですね。
ちなみに購入したのは下の三冊です。
印税とか手数料を除いた額が義援金だと…3000円くらいかなぁ?
※3/27に修正、割引の計算が間違っていました
春の情報処理試験は6月に延期
早々と春の情報処理試験は延期が通知されていたが、実施日が6月26日に決まったようだ
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_h23_tokubetsushiken.html
さすがに8月とかにすると、秋の試験に近すぎるので、最遅開始日という感じなのかな。
しかし、6月では震災の被害を受けた人には余裕がなさそうではある。
O'Reillyでも半額セール&義援金キャンペーンやってますね
もう一日しか残っていませんが、26日午前0時まで、O’ReiilyのEbook Storeで期間限定半額、そして、印税と決済手数料の除いた全額を義援金とするキャンペーンがやっています。
これを機会に、Apacheハンドブックを…と思ったら、売っていなかった…。微妙に品揃えが悪いのよねぇ…。
欲しい本をあらかた買ってしまっていることもあり、なかなか欲しい本がないのが残念だ
東京の水道水からも放射性ヨウ素
野菜に続き、水にまで放射性ヨウ素が検出されるようになった。とはいえ、ニュースを見る限り、すぐには健康には害がない程度とのこと…、野菜は出荷停止とか、ミネラルウォーターを買い占めるとか、してしまうんでしょう?
日本では「放射能」というものにかなりの嫌悪感を持つことが多い。やはり、戦争による唯一の被爆国ということで、放射線による悲惨な出来事を体験し、語り継がれてきたことによるのではないだろうか?
放射能という単語はさらに創作物(ゴジラとか、宇宙戦艦ヤマトとか、北斗の拳とか…)で凶悪なイメージが強調されて行っている気がする。
もちろん、本来自然にあるべきでないものがあるのだから注意すべきではあるが、大げさに騒がずに事態を見守っていた方がよいでしょう。
というか、官房長官が「害を与えるレベルではないけど出荷停止」などと矛盾したことを言うから混乱するんじゃないのかなぁ。
今どき、女中で奉公って!?を読了
今どき、女中で奉公って!?(葛西メイダイ著)を読了、なんというか、これってライトノベル?
特に異常な設定があるわけでもなく…まあ、題名通り、今どき、借金の肩に女中ってのは、変な設定なのかもしれないが、世の中、こういうこともあるかも知れないわけで…
奉公先の三兄弟は、資産家の家の跡取り争いのような感じで不仲だし、過去にいた女中が自殺していたりと…、どちらかと言えば「火曜サスペンス」とかを彷彿とさせる構造である。
そして殺人事件が起きて、犯人を追い詰めて…と言う感じではなかったのだが、女中の自殺事件が実は…という感じで、微妙に消化不良な展開ののち、三兄弟の不仲を主人公が改善して大団円…。面白いことは面白いし、文体が読みやすいことは読みやすいのだが、電撃文庫というライトノベルのレーベルから出版する必要があったのか?不思議に思う作品だ。