2位ではだめなのか

次世代スーパーコンピュータの開発予算が行政刷新会議で予算削減の方向とのことで…、まあ、なんでもかんでも予算削減に向かっていいものやら?
資源の少ない日本においては、一歩でも世界の先を進む科学技術が必要なのではないかと思うのだが、次世代スーパーコンピュータの予算削減は大きな問題だ。
事業仕分けの資料に「プロジェクトを凍結し、戦略を練り直すべきではないか」とはあるが、1年が10年分と言われるコンピュータサイエンスの世界で戦略を練り直している間の遅延は取り返しのつかなくなる可能性もあるんですよね。
とはいえ、以前にも期待ほど成果が感じられなかった「第五世代コンピュータ」という例もあったりするから…方向性はきちんと考えて欲しいが…。
今回はどうも会議内での受け答えが悪かったというお話もあり、もっとプレゼンのうまい人を持ってきたほうがよかったという意見もあったり。そんなプレゼンがうまいかどうかで重要な事業かそうでないかを仕分けられるのも問題だ。
とりあえず、個人的には非常に残念だと思わざるを得ません。
それにしても、事業仕分けのニュースを見るたびに、仕分け人とやらの不作法さが目に付く…、ニュースがそういう場面ばかりを放映しているのだろうか?仕分け作業のニュースを見るたびにこの政党に投票しなくてよかったと思ってしまうのだ…。