なれる!SE2 基礎から学ぶ?運用構築を読んだ

「なれる!SE2 基礎から学ぶ?運用構築」(夏海公司著)を購入、読了
まずは表紙から…O’Reillyで青かつ鹿の表紙で「入門」はいったい何だろう…日本語訳されていないもので「Fonts&Encodings」というのが鹿なんですけど緑だしねぇ「入門」ですらない…まあ、実際にあるものを絵にしたらまずいのだろうな
ということで、今回の内容はいわゆる「開発・構築」部隊から「運用」部隊への引き継ぎのお話。さすがにここまでギスギスした関係ってあり得ないとは思うんですけどね。互いに必要なもの、リスクなどが異なるというところは分かりやすかったかな。
最終的な結論が「一次受けは運用で、切り分け後、二次対応は開発で」というもの…開発・構築が繰り返されるシステムではごく当たり前な気がするんですが…
最後のトラブルもねぇ…クラスタなら中途半端な状態にならないように、自分がおかしいと判断されたらシャットダウンをかけるようにするでしょうに…、ついで、障害検知はログ監視も入れとけば問題なかったでしょうに、さらにいくら急いでいたからと言って、顧客に断り無しサーバーを落としちゃいかんて…
ある意味悪いシステム構成例かつ悪い障害対応例です。
読み物としては面白かったですがね。

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