「なれる!SE3 失敗しない?提案活動」(夏海公司著)を購入、読了。あくまでビジネス書ではなく、ライトノベルです。
今回はサブタイトル通り「提案活動」を主軸にしたお話
RFPを元に提案資料を作成しましょうというところで、詳細はないもののどのような手順で進めて行くかについては、わかりやすいです。
最後の提案プレゼンテーション時点での「あれ」は何というか裏技的なというか、提案にかかるコスト度外視だよなぁ…確実にとれる案件でしかできませんよ…ストーリー的には熱いですが…。
それにしても主人公、巻を重ねることにしたたかになっていきます。室見先輩はただ技術があるだけで怒りっぽいマスコットキャラ化しているような…、主人公に言葉巧みに操られていますし…。この物語の最終的な終わりは、主人公の独立・起業、そして新たなブラック会社の誕生とかではないだろうか…?
RFPを読んで提案というのは今まで一回しかしたことないなぁ、提案資料の作成の手伝いだけですけどね。某独立行政法人のインフラ系の提案だったんですけど、やたらと機器一つ一つの指定スペックが詳しくて、調べてみたら、そのスペック表通りの製品が存在しているんですよねぇ…、独立行政法人という立場から欲しい製品を指定して指示てきないのか知らんが、スペックから製品を探すという変な作業だった…。もちろん、提案の差別化なんて無理なので、あとはどれだけ仕入れが安くできるかなんですが…、まあ、自社で取扱をほとんどしていない製品ばかりだったのでコストメリット出せるわけがありませんでした。