Fate/stay night 第22話 「願いの果て」

今週のFate/stay nightは、ランサー対アーチャー
前回、教会で刺された士郎
そんなことはつゆしらないセイバーはのんきに縁側でくつろいでいる。士郎のことを考えているところへ遠坂が士郎の居場所を聞いてくる。イリヤの調子が悪いらしい。
原作のこの場面では、声をかけられた時にあわててしまうところだったが、それはなく、ちょっと残念。
教会にいるかもとのことで、不安を覚えたセイバーは急ぎ教会へ、そこには胸を刺され倒れた士郎と、行く手を阻むランサーがいた。言峰神父が登場し、聖杯の力はある程度溜まっており、願いをかなえることが可能であると告げる。
まずは士郎に、聖杯の力で10年前の災害をなかったことにしたくないかと問う。
士郎の答えは、災害の中、助けを求める声に答えられず、自分だけ生き残るのが精いっぱいではあったが、そのことでの悲しい出来事や、それを乗り越えてきた皆の思いをなかったことにするのは間違っていると、聖杯の力を拒む。
次にセイバーに士郎を殺せば、聖杯の力を与えようともちかける。
セイバーは士郎の思いに、自分の「王の選定からやり直す」という願いの間違いに気付き、自分の今の本当の願いは士郎とともにあることだと、断った。
このあたりはあっさりと話をすすめていたけど、原作ではかなり肝になる部分なんだよねぇ。もうすこし力をいれてもよかったんじゃないかなぁ。いまひとつ、士郎の考えがわかりにくいと思うんだよねぇ。
言峰は聖杯の本質について、破壊でしか願いが成就できない呪いの器であると告げる。望んでいた聖杯とはかけ離れた実態にショックを受けるセイバー。
前回の聖杯戦争から維持していたアーチャーのサーヴァントを登場させ、ランサーと二人で、士郎とセイバーの始末をさせるが、ランサーは謀反、アーチャーと対決、その隙に士郎とセイバーは逃走。
墓地にでたところで、士郎の回復。異常な治癒能力について、セイバーがサーヴァントになる前にもっていたエクスカリバーの鞘が士郎の体に埋め込まれており、自分がサーヴァントとして士郎に召喚されたのもそのおかげだと解説。
二人で聖杯を破壊しようと、決意するところで今週は終了
う~ん、このあたりに来て、話を端折り始めているような気がするような構成ですな。気分的には後3話くらい続きそうだが、残り2話だと思うし、ちゃんと話しがまとまるのだろうか?

Fate/stay night 8 (初回限定版) [DVD]