5月 2009

BLACK BLOOD BROTHERS11

BLACK BLOOD BROTHERS11(あざの耕平著)を購入、読了
今回は特区奪還、コタロウが封印から解けサヤカと行動を共に、ミミコは縮地で特区に到着後合流、そしてジローが香港から飛行機で合流。特区から逃げようとする「九龍の血統」を阻止するために巡航ミサイルで真銀刀を龍脈に撃ち込み。そして「九龍の血統」vs「ジロー、ケイン、セイ、サヤカ、ミミコ」の戦いが始まる。
これが最終巻なので、もちろん大団円に終わるわけですが、最後の「ジローvs.カーサ」がなんとも物悲しい。
そして、コタロウが目覚めて10ヶ月後にミミコがカンパニー代表に就任と、その背景にあるドラマも想起させます。最後に現れた黒髪のダンピールの少年は、やはり彼の忘れ形見なんでしょうね。
きちんと結末を迎えられてよかったなぁ。

スタートレック 技術的問題(映画ネタバレあり)

「スタートレック」映画とこれまでのスタートレックの技術を比べてみた。
デザイン的にみると、これまでのスタートレックは未来的整然な雰囲気を全面に出していた。のだが、映画ではなんというか近未来的雑然とした雰囲気で微妙にリアル感が強め。
さて、まずはワープ・ドライブ。ワープ解除までその場の状況が不明というのは、いままでのスタートレックにはなかった。ワープのイメージがどちらかというスターウォーズ化しているような…、ちょいと不満。
攻撃面では、フェイザーが見た目パルスフェイザーに…。フェイザーか光子魚雷か判別がつきにくいです。
防御面ではシールドがまったく表現されていないような…。あの攻撃を食い止める球形のエネルギーがないのは寂しいねぇ。
最大の問題、転送装置、TNGの時代でも4万kmしか転送できないのに、惑星上からワープしているエンタープライズへの転送を行うなんて…どれだけのオーバーテクノロジー?ただ、亜空間うんぬんの話(詳細は忘れた…)をしていたので、もしかしたTNGで出ていた「研究が中止された亜空間転送」なのかも知れない、それなら数光年は転送可能だったはずなのだが…もしかして、スポック(レナード・ニモイ)がいた未来では理論が完成していたか?それにしてもかわいそうなのは、スコットに実験台にされて行方不明なポートス…。
そうそう、転送装置のロックの仕組みが…まるで、ギャラクシークエストの転送装置のような仕組みに…逆輸入?
など、色々と気になる点があったりしました。

スタートレック 過去の改変(映画ネタバレあり)

「スタートレック」映画とこれまでのスタートレックのカーク艦長の経歴を比べてみた。
旧設定:2233年アイオワで誕生
映画:2233年クリンゴン帝国領近く、U.S.S.ケルヴィンのシャトル内にて誕生
うむむ、 アイオワで生まれていたのが、宇宙になってしまったのは、かなりの改変だ。でも、普通に考えて、今回の事件の影響とは思えない…。
旧設定:2250年 宇宙艦隊アカデミー入学
映画:2255年 宇宙艦隊アカデミー入学
5年も遅れている。やはり、父が死んでぐれていたせいだろうか?でも、もう22歳だろう。酒場で殴りあって意気がっている歳ではなかろうに…。そういえば、いつもいじめられていた上級生のフィネガンは、とっくに卒業済だろうな。
旧設定:2254年 宇宙艦隊アカデミー卒業、コバヤシマル・テスト唯一の成功者
映画:2258年 コバヤシマル・テストでの不正で審問
旧設定では「コバヤシマル・テスト」のプログラム改変は「発想がいい」と教官に褒められたはずなのに…。このプログラムはスポックが卒業後作成し、4年間実績を積んでいたという話で、スポックのアカデミー卒業が旧設定では2253年。ここは旧設定とほぼ一致しているようだ。
旧設定:2263年エンタープライズ船長に就任、5年間の調査航海開始
映画:2258年 今回の事件解決の功績でエンタープライズ艦長に就任
ここは反対に5年間も前倒し。アカデミー卒業後って「少尉」から始まるのでは?いきなり「大佐」待遇とは…。旧設定での31歳での艦長就任が最年少記録だったのに、これで26歳就任という記録更新に。後のピカード艦長の28歳就任記録が無効になってしまった。
さて、今回出てこなかったエピソードでカークが子供の頃経験した、タルサス4の大虐殺は経験したのかしていないのか?たしか父親が航宙艦に乗っていて、タルサス4に行く羽目になったのだから、経験していない気がする。
そういえば、もう一つ、U.S.S.エンタープライズ
旧設定:サンフランシスコ造船所にて建造、2245年に就航
映画:アイオワの造船所にて建造、2258年に就航
これはどうだろう、25年前に起きた事件で建造計画が変わったとみるべきかな。

とある魔術の禁書目録 Blu-ray 第5巻

とある魔術の禁書目録 Blu-ray 第5巻が到着
収録は第13話から第15話、小説でいうところの第三巻の後半と、第四巻のさわり部分。
絶対能力(レベル6)実験で殺されかかっている御坂妹(10032号)のために、御坂美琴の電撃でぼろぼろになった体で一方通行(アクセラレータ)に立ちはだかる主人公の上条当麻、幻想殺し(イマジンブレイカー)でなんとか勝利。超能力に頼りすぎで実は喧嘩に弱かったというのは面白い展開です。
最後はいつもの通り、病室オチ。今回は1エピソードで御坂美琴と御坂妹(10032号)のフラグが立っています。そして、あいもかわらず、メイン・ヒロインとして出番もなく影も薄いインデックスが…。
物語上第一巻~第三巻でまだ夏休み半ば、それで3回も入院しているんですよね…、2巻目の話では右手がすっぱり切れてしまったというのに、右手で殴りあえるほど回復していたんだ、さすが主人公補正。
第15話が「御使堕し(エンジェルフォール)」事件の始まり、本編で名前を呼ばれていないキャラの「青髪ピアス」の役回りが不憫です。

とある魔術の禁書目録 第5巻(初回限定版) [Blu-ray]
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スタートレックの感想(ネタバレあり)

スタートレックの感想を記述するので、これから映画を観ようと思っている人は避けて下さい。ネタバレ無しの感想は一つ前の記事を参照。
話の流れは今までのシリーズに比べると、よりアクション的になった。息もつかせぬ展開というのはこういうものを言うのだろう。
違和感があるのは、カークが野放図な若者として描かれていることかな。型にはまらない士官候補生だとはいえ、ちょっと世間をなめきっているような…。まあ、これも、「本来の歴史と異なり、父が殺されてしまったため」にそんな人物になってしまったかもしれないのだが。
ついで、エンタープライズ艦内が、今までの未来的整然としたデザインだったのに比べ、未来的雑然的なデザインに変わってしまった。「ENTERPRISE」で雑然とした感じを出していたが、それ以上なので違和感を感じてしまう。
嬉しいのは、「コバヤシマル・テスト」のエピソードが含まれていたことだ。「スタートレック2 カーンの逆襲」で語られていた「プログラムを書き換えてクリアした」事件がきちんと描かれている。これまでのファンへのサービスといえる。
そして、大サービス。レナード・ニモイ演じる「スポック」が「ちょい役」どころか、本筋に大きく影響する形で登場している。ここまで出てくるとは、予想だにしていなかった。
さて、内容はと言えば、予想通り「タイムトラベル」もの、24世紀の「ネメシス」より後から、23世紀の「ジェームズ・カーク」誕生の日に、敵のネロがタイムトラベル。続けて、同じ時期から23世紀、今回の事件の直前にスポックがタイムトラベルしてくるという展開。この影響で「カークの父が死亡してしまう」「ヴァルカン星が消失してしまう」「スポックの母アマンダが死亡してしまう」「カークの艦長就任が早まってしまう(?)」などの歴史改変が発生してしまっている。
しかも、いままでのスタートレックなら、ほんのささいな影響を与えるものの、歴史は正しい流れを取り戻して大団円というところだが、今回はそのまま終了。ということは、今までの「スタートレック」シリーズ全てが消失したのと同等ではないだろうか?スタートレックのタイムラインのルールに従うと、スポック(レナード・ニモイ)だけしか、歴史の改変はわからなくなっているはずだけど。
今回、かなり見ごたえがありました。また来週観に行きます。

「スタートレック」観てきました

これまでのシリーズとはかなり違う作品、とはいえ、これはありです。
公開初日、雨のためか、平日のためか、丸の内ルーブルでは席が半分も埋まっていなかった。おかげでかなりゆったりと観ることができたのがありがたい。私が観ている時以外に超満員にはなって欲しいと思うけど。
ザッカリー・クイント演じるスポックは思っていた以上にはまっています。若い頃のスポックのイメージとして違和感がありません。その他のカーク、ミスター加藤、ウフーラ、チェコフはどうかなぁ。マッコイとスコットはまあ、OKかな。
それにしても、吹き替え版を作成する時はどうするんでしょうね。「カーク」=「矢島正明」というよりは「ウィリアム・シャトナー」=「矢島正明」という感じなので、誰が声を当てても別人になってしまいそう…。
帰りには劇場でグッズを購入、「クリアファイル:500円」「キーチェーン:1200円」「ピンズ:700円」「キュージョン・ストラップ:600円」でそれなりに散財、加えて、「プログラム:700円」もあるからね。

STAR TREK

さて、これでやっと、小説を読み始められるぞ。

スター・トレック (角川文庫)
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GMが破綻寸前

連日、アメリカのGMが破綻寸前とのニュースが流れている
GMと言えば「ポンティアック」、そして「ポンティアック」といえば「トランザム」、「トランザム」といえば「ナイト2000」と、そんな感じの連想が。
GMも「ナイト2000」のレプリカを作成して売れば、日本市場でも売れていたかもしれないのに残念だ。

ナイトライダー シーズン1 コンプリートDVD-BOX
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集合知プログラミング

集合値プログラミング(Toby Segaran著)を少し読みすすめた
とあるデータの傾向がわかればいいなと、第三章まで読んだあと、Pythonのソースを落としてきて、ピアソン相関係数をもとめ、デンドログラムとやらを作成。まあ、なんとなく絵にはなるが、何が読み取れるかはまた別のスキルだ。
多次元 尺度構成法も作成しようとしたのだが、プログラムがZERO割りで落ちてしまう…、Pythonは書いたことがないが、そんなに難しい文法でもないので直してみたが、数値が-1~1の範囲を超えてしまい、図が描画領域をオーバーしてしまう。もっと深い部分で理解しないと使えないか…。

集合知プログラミング
オライリージャパン
Toby Segaran
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スティーブ・ジョブス 「超」仕事力

スティーブ・ジョブス 「超」仕事力(竹内 一正著)を読了、今年度になってから4冊目のスティーブ・ジョブス本
まあ、三冊は同じ著者の本だったりするので内容に新鮮味がない、でも読んでしまうんですよねぇ、スティーブ・ジョブスの生き様が面白いから。
さすがにスティーブ・ジョブスの本をこれだけ読むと、itmediaの記事「AppleはWindows 7にどう対抗するのか」のずれっぷりが笑えてしまう。
実質、Appleは法人市場を重視していないし、別にWindowsと対抗しようという気もないだろう。
MacのDocと、WIndows7のタスクバーを比較して優れているだのあまり意味がないし、Spacesを比較対象にもってくるのはまた違っているような。まあ、WindowsにExposéがない時点で使いにくくて仕方がないのだが…。
「Appleは開発者に優しくない」とあるが、無料で開発ツールを配布しているうえに、iPhoneの開発ツールまでついてくるというのに「優しくない」かね?個人的には日本語訳のマニュアルと資料の公開が多くなってくれるともっと優しいのだけどね。
そうそう、書評だった…、以前新書で買ったものとあまり違いがないので、以前のものを持っている人は買う必要ないです。
それにしても、スティーブ・ジョブスの「超」仕事力を倣うと、よほどうまくいかない限り、敵ばかり作って自滅しそう。

スティーブ・ジョブズ 「超」仕事力
日本実業出版社
竹内 一正
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iPhone for everybodyキャンペーンの受付延長

iPhone for everybodyキャンペーンの受付が9/30まで延長(Softbank)
そういえば、4月初めに申し込んだのだけど、5月からの適用ということで…来月請求分から1575円安くなるはずだったな。
ところで、噂では6月に新型iPhone発表、7月に発売などという噂も流れている今、9月まで延長ということは、新型iPhoneが発表されないか、または発売が延期になるかもという憶測も。
まあ、何にせよ、詳細は6月8日のWWDC以降ですな。