「スタートレック」映画とこれまでのスタートレックの技術を比べてみた。
デザイン的にみると、これまでのスタートレックは未来的整然な雰囲気を全面に出していた。のだが、映画ではなんというか近未来的雑然とした雰囲気で微妙にリアル感が強め。
さて、まずはワープ・ドライブ。ワープ解除までその場の状況が不明というのは、いままでのスタートレックにはなかった。ワープのイメージがどちらかというスターウォーズ化しているような…、ちょいと不満。
攻撃面では、フェイザーが見た目パルスフェイザーに…。フェイザーか光子魚雷か判別がつきにくいです。
防御面ではシールドがまったく表現されていないような…。あの攻撃を食い止める球形のエネルギーがないのは寂しいねぇ。
最大の問題、転送装置、TNGの時代でも4万kmしか転送できないのに、惑星上からワープしているエンタープライズへの転送を行うなんて…どれだけのオーバーテクノロジー?ただ、亜空間うんぬんの話(詳細は忘れた…)をしていたので、もしかしたTNGで出ていた「研究が中止された亜空間転送」なのかも知れない、それなら数光年は転送可能だったはずなのだが…もしかして、スポック(レナード・ニモイ)がいた未来では理論が完成していたか?それにしてもかわいそうなのは、スコットに実験台にされて行方不明なポートス…。
そうそう、転送装置のロックの仕組みが…まるで、ギャラクシークエストの転送装置のような仕組みに…逆輸入?
など、色々と気になる点があったりしました。